スイスの大学へ進学するために（①出願書類）
こんにちは、アニメを見てると知らぬうちに数時間経っているジロウです！最近は「僕のヒーローアカデミア」にはまっています😀
最高のヒーローになれるよう、今日も頑張ってブログを書いていきますよ！！
さて、今回から複数回に分けて、スイスの大学への進学準備についてまとめていきます。
第一回は、「出願書類について」です。
前提として、私は一度日本の大学を卒業しており、高校卒業後直接スイスの大学に入学しようとしている方とは若干必要書類が異なりますのでご注意ください。ただ、大まかな書類は共通だと思います。
私が出願のために用意した書類は以下の通りでした（かっこの中はフランス語名です）。
①出願申請書（frornulaire de demande d’immatriculation）
②パスポート規格の写真（Photographie format passeport）
③「身分証明書のコピー（裏表）」又は「パスポートの個人情報が載っているページのコピー」
④自分の経歴についてまとめた書類（curriculum vitae）
⑤高校の卒業証明書（diplome de fin d’etudes secondaires superieures）
⑥高校の成績証明書（releve de notes d’etudes secondaires superieures）
⑦大学の成績証明書（releve de notes d’etudes universitaire）
⑧大学のディプロマ（diplomes universitaires）
⑨語学証明書
それでは一つずつ説明していきます。
①出願書類
各大学ごとに様式が異なります。それぞれの大学のホームページでダウンロードできます。
②パスポート規格の写真
証明写真ブースで撮った写真で大丈夫です。縦45mm×横35mmのものを選びましょう。
③「身分証明書のコピー」又は「パスポートのコピー」
大半の方はパスポートのコピー1択でしょう。私もそうでした。というのも、スイスで身分証明書として使える滞在許可証は、大学の入学許可が下りてからでないと取得できないためです。
④自分の経歴についてまとめた書類
自分のこれまでの学歴や職歴（あれば）をまとめた書類です。形式に決まりはありませんが、私はEuropassを利用して作成しました。表示される質問に答えるだけで自動で作成してくれて便利ですよ！
⑤高校の卒業証明書
出身高校に問い合わせて、英語版の証明書を発行してもらいましょう。
もし英語版が難しい場合は、日本語のものを発行してもらい、
(1)自分で翻訳するか、
(2)業者（「高校成績証明書 翻訳」で検索すればヒットするはずです）に翻訳してもらいましょう。
自分で翻訳する場合は、翻訳文と併せて翻訳証明書（翻訳内容が原文の内容と同じであることを客観的に証明する書類）が必要となる場合があります。業者に頼んだ場合は、翻訳証明書も含まれている場合が多いです。
⑥高校の成績証明書
⑤と同様、出身高校に問い合わせて英語版の成績証明書を発行してもらいましょう。
ただし、卒業後一定の年数が経っている場合は成績証明書が発行できない場合があります（私もそうでした）。その場合は、成績証明書が発行できない旨の証明書を代わりに発行してもらえると思うので、そちらを提出しましょう。
⑦大学の成績証明書
出身大学に問い合わせて、英語版の成績証明書を発行してもらいましょう。
⑧大学のディプロマ
これは少しトリッキーでした。A大学で卒業証明書の英語版を提出して受理されたため、B大学でも同じようにしたら、卒業式で受け取ったもの（卒業証書）が必要だと言われました。スイスの大学に提出する前に、提出先の大学に直接メールをしてどちらが必要か確認するのがいいかもしれません。
ちなみに、日本はリスボン条約に加入していないため、⑦と⑧の書類は、提出前に正式なものであると証明する手続きが必要でした。そのため、1万1000円ほどの費用を払って公証人役場で手続きをしてもらいました。
⑨語学証明書
ドイツ語圏ならドイツ語、フランス語圏ならフランス語の語学証明書が必要になります。例えば、ドイツ語ではGoethe、フランス語ではDELFやDALFといった試験がメジャーでしょう。いずれの言語でもCEFR（ヨーロッパ言語共通参照枠）のB2～C1レベルを要件として課すところが多いですが、要件ではなく目標レベルとして定められている（つまり、入学時には資格の提示が求められない）大学もあります。ただ、実際に授業を受けた感じからすると、少なくともB2レベルはないとやはり授業についていくのが難しいと思います。
基本的な必要書類は以上です。
私は期限ぎりぎりまでダラダラしていたため、直前になってめちゃくちゃ焦りました😅出身高校や大学に発行してもらうもの、また、語学証明書は入手するのに時間がかかると思いますので、早めに準備するようにしてくださいね！
もっと詳しく知りたい情報があれば、「お問い合わせ」からご連絡ください。
それでは！