大腸内視鏡検査受けてきました

2025年7月3日

こんにちは、ジロウです。
薬学部4年次が修了し、つかの間の夏休みを楽しんでいます。

さて今回は、日本で大腸内視鏡検査を受けてきたのでその様子を書いていこうと思います。
大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を入れ、大腸の病気の有無を確認する検査のことです。
健康診断の便検査で陽性が確認された場合に、精密検査として実施されることが多いです。

私の場合、大腸内視鏡検査の流れは次の通りでした。
① 検査の予約(ウェブで)
② 検査前の診察・説明(検査2日前)
③ 検査前日(指定された食事)
④ 検査実施

①まず、ウェブで検査日を選択して予約をしました。スイスにいながら予約できたのでありがたかったです。

②検査前の診察・説明のために検査の2日前にクリニックを訪れました(本当は余裕をもって1週間前に来院するのが良いのですが、私の場合は試験などで難しかったです)。まず採血をし、前日や当日の食事について説明を受け、食事や整腸剤を受け取りました。また、アレルギーの有無や麻酔の有無を確認しました。私は初めてだったこともあり、麻酔(静脈麻酔)を使用することを選択しました。検査によるリスクについて説明を受けた後、治療の同意書に記入しました。

③検査前日は病院で受け取った低残渣食(ていざんさしょく)を朝昼晩食べました。3食合計で約600kcalと満腹になる量ではありませんでしたが、味は美味しかったです。

朝食:鳥と卵の雑炊
昼食:大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ + 白がゆ
夕食:煮込みハンバーグ + 白がゆ

↑朝食

↑夕食

これ以外のお菓子などは食べられません。飲み物は、野菜や果物などの食物繊維を豊富に含む飲み物は飲むことができません。コーヒーやお茶は可能でした。また、21時までに食事を済ませる必要がありました。

④検査当日、私の場合は11時の来院予約でした。検査当日は朝食は食べられません。その代わり、粉の整腸剤を2Lの水に溶かして少しずつ飲んでいきます。朝7時から飲み始めて9時過ぎに飲み終わりました。10分にコップ1杯(180mL)のペースで飲み続けます。7時から9時の間に合計6回トイレに行きました。トイレに行くごとに便の色が薄くなっていき、最終的に薄い黄色の液体になりました。これで検査の準備が整いました。
当日は11時につき、クリニックで便の色を再び確認した後、点滴をしてもらいます。その後ベッドで横になり、自分の順番が来るまで待ちます。私の場合、検査が始まったのは14時頃でした。点滴を持ったまま診察台へと移動した後、名前と年齢を確認されました。そして点滴と同じチューブから鎮静剤が投与され、冷たい薬剤が体に入るのを感じました。そして・・・目が覚めたら終わっていました。私の場合は眠りが深かったようで、点滴を外されたことすら気づきませんでした。時間を見ると16時だったので、2時間ぐっすり寝ていたようです。痛みも恐怖も全くありませんでした。
そして、他の被検査者が終わるのを待ってから結果を聞き、帰宅しました。

検査の際に痛みも恐怖も全く感じなかったので、大腸検査に不安を感じている人には、アレルギーなどがない限りお勧めできる方法だと思います。

以上、大腸内視鏡検査の体験談でした。

その他

Posted by ジロウ