期末試験を終えて

こんにちは、ジロウです。
一昨日、前期の期末試験がついに終わりました!長かった・・・
今は少し肩の荷がおり、ホッとしています。

そこで今回は、記憶の新しいうちに、スイス薬学部2年次前期の期末試験についてまとめておきます。

まず期末試験までの流れですが、クリスマス前に前期の授業が終了し、そこから「冬休み」という名のテスト準備期間が1ヵ月続きました。休暇なので、特別授業を除いては学校に来る必要はありませんが、多くの学生が図書館に来て勉強をしていました。そして、1月下旬から期末試験開始です。

今回は5つテストがあり、順番に①薬理学基礎、②微生物学、③解剖学・組織学、➃統計学(記述試験&エクセル)、⑤生化学の試験が行われました。各テスト間のインターバルが5日~7日あったため準備をする時間は十分でしたが、それだけテスト期間が長くなり、後半は特につらかったです。

各テストを少し振り返ります。
①薬理学基礎
[内容]
この科目は、今後学習する様々な科目の基礎となるもので、分子間結合の種類から交感神経・副交感神経の働き、薬の効能や副作用など学習内容は多岐にわたりました。その分、準備がすごく大変でした。
[テスト時間]
3時間
[問題形式]
4つの選択肢から答えを一つ選ぶ選択問題が30問+記述問題が大問10つでした。記述問題は、論文の抜粋を読んだり、簡単な計算をするものもあり、答えるのに時間がかかりました。周りの友達も苦戦している人が多かったようです。3時間という時間は、結構ギリギリでした。

②微生物学
[内容]
バクテリアやウイルスの構造、いくつかの感染症の詳細、抗菌薬や抗ウイルス薬などの種類や作用する仕組みについて問われました。
[テスト時間]
3時間
[問題形式]
4つの選択肢から答えを一つ選ぶ選択問題が15問+4つの選択肢それぞれの正誤を問う問題が15問+記述問題が大問7つでした。この科目も記述問題の解答に時間がかかりましたが、重箱の隅をつつくような問題ではなく、
比較的基礎的な内容でした。

③解剖学・組織学
[内容]
人体の各器官や各細胞の構造や働きが問われました。
[テスト時間]
2時間
[問題形式]
4つの選択肢から答えを一つ選ぶ選択問題が40問+4つの選択肢それぞれの正誤を問う問題が20問でした。記述問題はありませんでしたが、その分、内容をしっかり理解していないとできないような問題が多かった印象です。時間は割と余裕があり、途中退席する学生が多かったです。

➃統計学
記述試験
[内容]
統計学の基礎的な内容について問われました。
[テスト時間]
2時間
[問題形式]
大問4つ、すべて記述式でした。A4用紙2枚の裏表に公式などを書いて持ち込むことができ、この持ち込み用紙の作成が非常に重要でした。また、電卓の持ち込みもOKなので、計算ミスで失点する心配はありませんでした。とはいえ、時間的にもあまり余裕のないなか、テンポよく答えを出していく必要がありました。

エクセル試験
[内容]
統計学に関する基本的なエクセル操作が問われました。
[テスト時間]
45分
[問題形式]
大問が3つあり、すべてエクセル上で直接回答していくものでした。ノートの持ち込みはいくらでもOKでしたが、テスト時間が短く、ゆっくり見ている暇はありませんでした。大変の学生は最後まで回答できなかったようです。私も、あと少しというところで時間切れになりました。

⑤生化学
[内容]
生化学の基礎的な内容(解糖系、クエン酸回路、脂肪酸の分解や合成、酵素)に関する問題に加え、地球温暖化や生物多様性について少し問われました。
[テスト時間]
4時間
[問題形式]
問題は全部で45問で、4つの選択肢から答えを一つ選ぶ選択問題が18問+4つの選択肢それぞれの正誤を問う問題が27問でした。しっかり理解していないと解けない問題が多かったように思います。ただ、時間的にはかなり余裕があり、3時間を過ぎるころには大半の学生が退出していました。

以上が期末試験についてのまとめです。
まだ結果は出ていませんが、良い結果が出ると信じています。

何か質問があれば連絡ください。
それでは!