薬局実習

こんにちは、ジロウです!8月に入りましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は昨日から薬局実習が始まりました。
スイスの大学では進級・卒業に必要な薬局実習が2回あります。
1回目は、1年または2年次に行う4週間(2023年9月からは2週間に短縮されます)の実習で基本的に無給です。
2回目は、5年次に行う6ヵ月の実習で、こちらは有給です。

今回私は、1回目の実習を行っています。
この実習の目的は、薬局での仕事について学ぶことであり、がっつり患者対応をすることはありません。その代わり、裏方で薬の準備の様子を観察したり、簡単な仕事を手伝ったりします。

4週間の実習と書きましたが、希望すれば、最後の1週間は病院で実習を行うこともできます。
そして、基本的に無給ですが、同級生の話を聞く限り、会社(特にチェーン薬局)によっては報酬が出るところもあるようです。

3年次の学期末試験を受けるためには、この実習の修了が要件の1つとなっているため、1年または2年次に行うことになります。

以上が1回目の実習の概要です。そして私は昨日が実習初日でした。
以下、昨日の様子についてのレポートです。

昨日薬局にいたのは、薬剤師2名、薬学実習生(5年生)1名、テクニシャン3名でした。

昨日は、患者さんの1週間の薬の準備を手伝いました。作業自体は難しくはありませんが、薬は健康に大きく影響を及ぼすものなので集中して取り組みました。もちろん患者さんに薬を出す前には、薬剤師による最終確認が行われます。それ以外では、薬剤師が軟膏を作ったり、患者さんに対応したりするのを観察していました。

驚いたのは、ロボットによる薬のピッキングが行われていたことです。病院など大きな施設にだけあるものと思っていたので意外でした。

昨日は初日ということもあり、新しいことばかりであっという間に時間が過ぎていきました。
これから4週間、少しでも多くのことを吸収できるように頑張りたいと思います。

それでは!