私が薬学部を選んだ理由

こんにちは、ジロウです!

さて今回は、私がなぜ薬学を学ぶことにしたのか、その理由についてお話ししたいと思います。

もともと、日本の大学で外国語を学び、医療とは全く関係ない職種で働いていました。当時やっていた仕事には満足していましたが、友人の病気やコロナウイルスの流行が重なり、命について考える時間が増えていきました。
誰かの人生をより豊かにすることより、誰か困っている人がいたら手を差し伸べることの方に喜びを感じる性格なので、医療を志すのは自分には合っているかもしれません。
(高校時代は、文系で、数学や化学がかなり苦手だったので医療職を志すという選択肢がありませんでした)

さて、医療職の中でどうして薬剤師(薬学部)を選んだのか・・・これにはいくつか理由があります。

まず、薬剤師は活躍の場が広いと感じたからです。薬局だけでなく、ドラッグストア、病院、製薬会社、麻薬取締官、他にも様々な選択肢があります。
正直、医療関係の仕事がしたいという思いはあるものの、どのような携わり方がいいのか決めかねている自分にとって、在学中にゆっくりと決めることができるというのは魅力的でした。

次に、地域を選ばず働きたいと思ったからです。例えば薬局であれば、都会から田舎まで幅広く存在しています。個人的には将来は田舎に住みたいと思っていて、薬剤師であれば田舎でも職を見つけやすいのでは、と感じました。

次に、手に職をつけたかったからです。運転免許や語学の資格以外、他に資格を持たない自分にとって国家資格というのは魅力的でした。また、長年にわたって自分のスキルを磨いていけるというのも、薬剤師のメリットだと思います。(これは他の医療職、または医療職以外にも当てはまるかもしれません)。毎年新しい薬が市場に出てくるので、薬剤師は常に勉強する必要がある、と聞いたことがあります。勉強したことが直接誰かの役に立つのは、すごくやりがいを感じられるのではないでしょうか。

最後に、お恥ずかしながら血を見るのがあまり得意でないのも理由の一つです。採血してもらった際に貧血になりかけたことも(何度か)あります。薬剤師は、直接患者さんに処置をすることが少ない(ほとんどない)と思うので、これも自分が薬学部を選んだ一つの理由です。

以上、私が薬学部を選んだ理由を書いてみました。

同じ薬学生や薬剤師の方に共感してもらえたら嬉しいです!
次回は、どうしてスイスで学ぶことを選んだのかについてお話するつもりです。

それでは!